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       題字小_特別公演



 
福原 道子 先生


横笛奏者。東京生まれ。
福原道子・横笛奏者
東京芸術大学邦楽科卒。
人間国宝・寶山左衛門(六代目福原百之助)の次女として生まれる。十九歳より、父に篠笛と能管を師事。大学在学中、能管を一噌流藤田大五郎師に師事。
2000年・2001年福井県武生国際音楽会を皮切りに、京都醍醐寺、建仁時、熱田神宮、伊勢神宮にて奉納演奏。
   2002年、オランダ・フロリアードジャパンデイ、オーストリア・インスブルック現代音楽祭、上海にて日中友好三十周年記念展、パリ・サンロック教会平和記念コンサート、ロシア・サンクトペテルブルク建都300年祭に出演。2003年、国立小劇場にてリサイタルを開催、好評を博した。2002年、パリ・サンロック教会で収録したCDをリリース。
   人間国宝であられるお父様は、篠笛を世界に通じる現代楽器に育て上げ、初めて篠笛の調律を創案し、横笛を歌舞伎や祭囃子から独立させた偉大なる師匠でもあります。
   そのすばらしい血統で培われた演奏と先生の楚々とした魅力が相俟って私たちをしばし、心安らかな夢の世界に導いてくれることでしょう。
   篠笛本来が持つ美しさは、ある時はやさしく語りかけ、ある時は子守唄のように、また、ある時は、魂の叫びのような迫力を醸し出します。存分にお楽しみください。


2007年6月

 


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